足場を組んでいる時はまだ先が見えなくてなかなか気持ちが上がらないときもありますが、工事が進んでいって建物の形が見えてくるとすごく面白くなってきます。
完成すると「無事に終わった」とほっとした安心感とともに、携わった建物がきれいに仕上がったのを見て、すごくうれしかったり、一つの現場をやり遂げた達成感に満たされます。
未経験でのスタートだったため、入社したばかりの頃は何も分からなかったので、上司や先輩に注意されてばかりでしたが、厳しく言われるときもたくさんあるけど、一から丁寧に教えてくださるのでとてもありがたいと感じていました。いまではその期待に応えられるよう頑張っています。

入社時にお世話になった先輩をみて、早く第一線で活躍したいと思っていました。
その人のようになるのが僕の目標です。
その先輩は、自分でコツコツと勉強して土木施工管理技士の資格を取ったり、たくさん経験を積んで技術を磨いて、社内の誰からも一目置かれる存在になっています。
同じ未経験からのスタートなのに本当にすごいなと思います。
そんなふうに頑張っている人が身近にいることで、「僕もあんなふうになりたい」という具体的な目標を抱くことができています。
まずは早く資格を取りたい。実務経験年数をクリアして受験資格が出来たら一発合格できるよう、今のうちに勉強をしているところです。

僕はまったくの未経験というわけではなく同業からの転職でした。
以前の会社では、人間関係に嫌気がさし転職活動をしている時に、この会社の社長に出会いました。
同じ業界なのに、こんなにも雰囲気が違うものかと驚いています。
確かに危険を伴う作業もあるため、厳しいところもありますが、この会社は従業員同士の仲が良く、社長との距離が近いため、和気あいあいとした雰囲気の中で働くことができています。
もともと、やりたいと思って飛び込んだ仕事だったので、前職で人間関係で挫折したときはすごく残念な気持ちでいっぱいでしたが、今はこの会社に出会えたことに本当に感謝しています。